〜うつ治療と回復期〜
薬での治療を始めてからの経過は順調でした。
自分のできることを無理のないようにすることを心がけて過ごしました。
休日は子供たちの育児もできず、ただ、1日ボーっとしていて、頭は全く回転してない状態でした。
もちろん、食事の用意もできませんでした。
体は常にだるくて、誰にも会いたくなかったです。
自分が情けなくて、情けなくて、何にもできないけど、涙だけは自然に流れてました。
悔しかった想いもあります。
「何でこんなことになったんだろう」
「何がいけなかったんだろう」
「こんなに頑張ってきたのに・・」
そんな問いだけが頭を巡ってました。
眠剤を飲んでも眠れない日がたくさんありましたが、ぐっすり眠れた時は本当に幸せでした。
そして、程なくして偏頭痛に襲われることになります。
元々、頭痛持ちではなかったので、すぐ抗うつ薬の副作用を疑いました。
残念ながらその通りでした。
元々、薬を飲むことに抵抗があったので、頭痛薬も飲まずに過ごしました。
当然ですが、先生に言っても薬を止めさせてもらえませんでした。
先生からは最低でも1年間は抗うつ薬を飲まないとまた元の状態に戻る可能性があるといわれました。
更に就職を目指すならもっと長く内服を続ける必要があると言われ、愕然としたのを覚えています。
あと半年以上も飲まないといけないなんて・・・。
このまま偏頭痛も続くのか・・・?
そして、薬のことを色々と調べてると薬を飲むのが怖くなり、自己判断で中止しようと決意しました。
離脱症状を恐れた私は、私が兼ねてから飲んでるサプリメントの量を増やして、断薬に踏み切ることにしました。
いつ離脱症状が出るのだろうと不安でしたが、何もなく全ての薬を断薬することができました。
※うつ歴8年の布団に引きこもってた方に聞いたのですが、その方が私と同じサプリメントを飲み始めてから診療内科の先生やカウンセラーの先生に会うとそれぞれが「何かしたと?」と驚かれたそうです。
先生方の感想は、良い意味でまるで別人に見えたそうです。