健康寿命を延ばすコツ!食べ物であなたの健康は左右されてる!
カロリーと栄養素って、どのように違うのか考えたことありますか?
実は、栄養素とカロリーはまったく違うのです。
カロリーとは、消費したり蓄えたりするエネルギー(熱量)の大きさを表す単位です。
例えば、ピザ一切れは272Kcal、パン一切れは78kcal、リンゴ1つは52kcalというエネルギーを持っています。
体重50kgの人が30分ウォーキングして消費できるのが約130kcalと言われています。
つまりパン一切とリンゴ1つを消費するためには30分のウォーキングをする必要があります。
栄養についてですが・・・
*ハンバーガーは、高カロリーですが低栄養です。
*和食は、低カロリーで高栄養です。
ハンバーガーなどのファーストフードやカップラーメンなどのインスタント食品などはジャンクフードと言われてますが、「ジャンクフード」の意味をご存知ですか?
ジャンクフードとは、
「栄養的に非常に偏っている、あるいは心身にとって悪いものが含まれている加工食品のことを言います。」
ジャンクとは「がらくた」のことです。
ジャンクフードって、沢山食べないとお腹いっぱいにならないと思ったことありませんか?
バランスの取れた食事だと少量でお腹が満たされますよね?
これって、体に必要な栄養素が取れてるか、そうでないかを脳が反応した結果だそうです。
つまり高カロリー低栄養のハンバーガーは、栄養価少ないので脳が栄養を欲した結果、沢山食べてしまうのだそうです。
しかもハンバーガーは、炭水化物と脂質メインです。
普段なんとなく口にしているお菓子も炭水化物はたくさん入っています。
どちらもカロリーばかりが高くて、栄養素はほとんど含まれていません。
炭水化物を燃焼するにはビタミンB群がたくさん必要です。しかし、栄養が足りないので不完全燃焼となって残ったものが脂肪として蓄積されてしまう。つまり太ってしまうのです。
人の体は良く出来てるなぁと思います。
私たちが元気に生活するためには、食べ物をエネルギーに変えたり、からだの調子をととのえる栄養素が必要です。細胞レベルでの栄養素と言えます。
栄養素は働きや性質から、たんぱく質、脂質、炭水化物、無機質、ビタミンの5種類に分けられ、これを「五大必須栄養素」と言います。
必須とは必ずいることを示しています。
極端な言い方をすると「ない」と死ぬことになります。
五大必須栄養素は体の中で作ることができません。
つまり、食べ物から摂る必要があります。
日々、食べた物で体が作られてるので、いかに食事内容が大切かが分かると思います。
「五大必須栄養素」の働きを簡単にまとめたものです。
◉炭水化物:即効性の高いエネルギー源となり身体活動を支える
◉脂質:効率的なエネルギー源
◉タンパク質:筋肉・臓器・骨・髪・爪・血液など、カラダを作る原料
◉ビタミン:炭水化物・脂質・タンパク質が体内でスムーズに働くようサポート
◉ミネラル:体内の働きを調整する
バランス良い食事が健康寿命を延ばすコツです。
毎日の積み重ねが体を作ります。
自分の体は自分で管理して、最後を迎えるその時まで、好きなことをできる体と好きなことを言える口があること、それが私の希望です。